■ども。お久しぶりの更新です。とりあえず、最近の出来事から。
■11月2日の「死者の日」は、津(三重県)のセント・ジョゼフ女子学園の修養会に行ってまいりました。2年ぶりのセント・ジョゼフです。中学一年生を対象に、「ひとつぶの麦」というテーマで、カノンを歌ったり、星野富弘さん、金子みすずさんの詩をみんなで読んだり。悪のりして、なんと20年ぶり?にフォークギターの弾き語りまでしちゃったおかげで、左手の指たちが悲鳴を上げておりましたが、とても楽しく過ごさせていただきました。 ■11月3日は、南すこのミニ演奏会@学祭でした。曲は、定演曲を含め全9曲。トークなども入れて35分くらいのステージになりました。学祭中は喫茶店となっているロゴスセンター・ホールでの演奏。お客様もかなりいらっしゃいましたが、皆さん静まり返って聴いてくださいました。ありがとうございました。 演奏曲目は以下の通りです。 Ride the Chariot (Negro Spiritual) 赤とんぼ (詩:三木露風、作曲・山田耕作、編曲:信長貴富) さびしいかしの木 (詩:やなせたかし、作曲:木下牧子) Ave Maria (J.アルカデルト) Wenn ich ein Gloecklein waer' (F.X.エンゲルハルト、O.フィッシャー) Ave Maria (J.ブスト) 祝福 (詩:池澤夏樹、作曲:木下牧子) 君歌えよ (詩:谷川俊太郎、作曲:信長貴富) 鴎 (詩:三好達治、作曲:木下牧子) ■11月4~5日は、東京の聖グレゴリオの家での集中講義「典礼音楽史」(那須輝彦先生)に参加させていただきました。那須先生はとてもフランクなお話しぶりでしたが、中身は濃厚。Liber UsualisやGraduale Triplexを縦横に駆使しての教会旋法のお話しはとても興味深かったです。 ■そうそう、今朝(5日)はついに念願のお茶の水の「ニコライ堂」の奉神礼に与かることができました。少し前に着いたので、聖体礼儀の前に式次第と混声の聖歌楽譜を求めておこうとして売店に入ったところ、式次第はあるがあいにく合唱譜は置いていないとのこと。そんなやりとりを聞いていらっしゃった、とあるとても高貴そうな年配のご婦人が、教区事務所に行けばあるかもしれないから、といって、同じ敷地の中にあった事務所に連れていってくださいました。残念ながら教区事務所にもありませんでしたが、身も知らずの僕のような者にとても親切に接してくださり、本当にうれしかったです。 ■お別れ際に「洗礼名をお教えください」とお尋ねすると、にっこり、「わたしは聖マルファ(マルタ)です」とおっしゃいました。 ■ニコライ堂の「マルタさん」に親切に案内していただいたおかげで、正教会にとても親近感がわきました。また是非訪れたいなと思います。
by j-von
| 2006-11-06 01:48
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