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ついつい…

ついつい…_c0041352_0325911.jpgナルニアのDVD買ってしまいました…。映画は見れなかったのでとても気になっていたんです。

でも鑑賞はしばらくお預け。大きな声では言えないのですが、原稿が、とっても遅れてるんです…。

Σ( ̄□ ̄||| あ…

m(_ _)m 編集部さま。た、ただいま、すぐに仕事に戻りますです。

( ̄∇ ̄〃)> …ではでは。
# by j-von | 2006-07-28 00:36

ひさびさの休日。

ひさびさの休日。_c0041352_21481092.jpg先週金曜日にようやく授業が終わりました。来週からはいよいよ定期試験。学生さんにとってはこれからが正念場です。どうぞがんばってください。…って、まるでひとごと…((((ノ^◇^)ノ ウヒョヒョヒョ

試験前と試験中は、学内の張り詰めた雰囲気をよそに、教員にとっては束の間の安らぎを感じるひとときです(終わるとまた地獄ですから)。特に昨日と今日は土日ということもあり、ひさびさにのんびりした週末を過ごすことができました。

今日は午前中しばらくオルガンの練習をして、お昼から、ぱらつく雨の中、三洋堂さんへ。M夫君のカードで借りていたDVD(ビューティフル・マインド)を返して、新規にメンバーカードを作り、またまたDVDを2作(白い巨塔、月とキャベツ)借りてしまいました。ついでにさだまさしのCDシングルス全集1~6巻も…。6巻全部そろっていたのでまとめ借りしたのですが、これで全部かなと思って念のためにネットで調べたら、なんと全9巻。シングルス全集だけでまだ3巻もある…。ふう…。

チャペルでオルガンの練習をしていたら、ロゴスセンターのオルガン講座を担当してくださっている桜井先生がひょっこり顔を出してくださいました。今年は受講生も多く、楽しく教えてくださっているとのこと。ロゴスの目玉講座の一つです。「チャペルで一人静かにオルガンに向き合っているだけでも、学生さんには神さまの恵みが注がれているようですね」とのこと。来年あたりから受講生を中心にチャペル・コンサート(アフタヌーン・コンサートなど、30分くらいのミニコンサート)などができるといいですね、なんてお話も。実現できるといいな…。
# by j-von | 2006-07-23 21:53

教会音楽講習会

教会音楽講習会_c0041352_12184319.jpgども。お久しぶりです。もはや月報化してしまったこのダイヤリーですが(年鑑とならないことをせつに願いつつ)、ひさびさに更新したいと思います。

最終記事は6月6日でした…。あれからあっという間の1か月です(もうすぐ2ヶ月…)。ほんとにいろいろありましたが、最近の話題はなんといっても「第26回 教会音楽講習会」でしょう。毎年、東京・東久留米の「聖グレゴリオの家」で開催されている講習会。今年は7月14~17日までの4日間でした。

今年のテーマは「典礼と音楽 グレゴリオ聖歌」。「聖グレゴリオの家」の特徴をもっともよくあらわすテーマだったと思います。典礼については、この家の創立者ゲレオン・ゴルドマン師(+2003年)が最後になさった1993年の典礼講義のDVDから学びました。DVDのなかでゲレオン神父様は、ミサの意味を、迫害時代の初代教会の証言にまでさかのぼって説明してくださいました。その博識と同時に、師がいかにミサを大切にしていらっしゃったかがよく伝わってきて、とても感銘を受けました。ゲレオン師には、第二次世界大戦後フランス軍の捕虜として1年半北アフリカの捕虜収容所を転々とした、辛いご経験がおありだそうです。ところが彼によると、その間、数週間を除いて毎日、不思議にも必ず誰かがパンとぶどう酒を差し入れてくれ、そのおかげで毎晩ミサを祝うことができたのだそうです。ミサによって日々の希望と感謝をつなぐことのできたゲレオン神父様ならではの、迫力のあるお話でした。経験から滲み出る言葉には力があります。

グレゴリオ聖歌は、「聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所」所長の橋本周子先生に教えていただきました。聖霊降臨祭の典礼(ミサ・聖務日課)を中心に、ゲレオン神父様の追悼ミサのためのレクイエム、聖母賛歌などたくさんの曲をご指導いただきました。年間第13週の拝領唱「Inclina aurem tuam あなたの耳を傾けてください」や年間第4週の拝領唱「Illumina faciem tuam あなたのみ顔を輝かせてください」も教えていただきました。どちらも詩編30をテキストとする、短いけれどとても美しい曲。南すこでも歌いたいな…。

グレゴリオ聖歌は聖書や聖書に準ずる詩をテキストにしていることはよく知られています。聖書はキリスト教信仰にとっては「神のみことば」であり、その頂点には「人となられた神のみことば、キリスト」がおられます。橋本先生によると「グレゴリオ聖歌とは神のことばを響かせる音楽、神のいのちの実在を感じさせる音楽」とのこと。「そのために、いのちに満ちた音楽になるように、息を止めたりせず、常に息を流しながら歌うこと」の必然性を繰り返し強調なさいました。息を流し続けることは声楽の基本なのだそうですが、その基本をキリスト教的視点から捉えている、そのようなところにもグレゴリオ聖歌の特徴がよくあらわれていると思います。

ネウマについてもさまざま教えていただきました。グレゴリオ聖歌の記譜法である「ネウマ(うなずき、合図)」は、「プネウマ(一吹き、風、霊)」からきているそうです。ネウマは、テキスト(聖書=神のことば)の律動や躍動を伝えるために発達した記譜法ですから、ネウマはまさに「神の息吹き」を書き留めたものであり、ネウマには、神のみことばが中世の修道士・修道女たちにどのように息吹き、受け止められたかが記されているということができます。グレゴリオ聖歌を歌いながら、教会の生きた信仰伝承に触れることができ、数多くの無名の信仰の先達に学ぶことができます。橋本先生のお話を伺い、先生のご指導によって実際に歌い、また典礼の中で歌い祈りながら、こうしたグレゴリオ聖歌の霊性の一端を学ぶことができ、とても感謝しています。

期間中は八王子の東京純心聖母修道院に泊めていただきました。東久留米からは遠かったですがとても静かなところでした。朝食のとき、鶯が聞こえてきました。写真の花は百合の一種かと思いますが、八王子市の「市の花」は山百合だそうです。学園の敷地内のあちこちにひっそり咲いておられました…。
# by j-von | 2006-07-20 13:15